酒精強化ワイン
酒精強化ワインとは
酒精強化ワインとは、醸造過程でアルコールを添加してアルコール度数を高め、保存性を高めたワインのことです。フォーティファイドワインとも呼ばれます。
通常のワイン造りと同じ工程を行い、アルコール発酵のステップで、度数の高いアルコール(40度以上)を添加します。発酵が止まり、糖の分解も止まるため、果汁の糖分が残って通常のワインより甘口になります。酒精強化ワインのアルコール度数は15〜20%となります。
通常のワイン造りと同じ工程を行い、アルコール発酵のステップで、度数の高いアルコール(40度以上)を添加します。発酵が止まり、糖の分解も止まるため、果汁の糖分が残って通常のワインより甘口になります。酒精強化ワインのアルコール度数は15〜20%となります。
世界の酒精強化ワイン
ポルトガルの「ポートワイン」、「マデイラワイン」、スペインの「シェリー」が三大酒精強化ワインと言われます。その他の代表的な酒精強化ワインには、イタリアの「マルサラ」、フランスの「ヴァン・ドゥー・ナチュレル」、「ヴァン・ド・リキュール」があります。
酒精強化ワインには赤と白があり、甘口〜辛口まで幅広い味わいがあります。甘口タイプも辛口タイプも合わせる料理やデザートによって、食前・食中・食後の様々なタイミングで楽しめるのも魅力です。
酒精強化ワインには赤と白があり、甘口〜辛口まで幅広い味わいがあります。甘口タイプも辛口タイプも合わせる料理やデザートによって、食前・食中・食後の様々なタイミングで楽しめるのも魅力です。
ポートワイン ポルトガル
ポートワインは「ポルトガルの宝石」と呼ばれる、ポルトガルを代表するワイン。ポルトガル北部のドウロ川流域にて生産される酒精強化ワインです。
白ブドウから造られ、辛口から甘口まであるホワイトポートと、黒ブドウから造られる極甘口のレッドポートがあります。レッドポートは様々なタイプがあり、ルビーポート、トゥニーポート、樽熟成の期間やブレンドによりさらに細かくヴィンテージ・ポート、レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート、エイジド・トゥニー、コルヘイタと分類されます。
白ブドウから造られ、辛口から甘口まであるホワイトポートと、黒ブドウから造られる極甘口のレッドポートがあります。レッドポートは様々なタイプがあり、ルビーポート、トゥニーポート、樽熟成の期間やブレンドによりさらに細かくヴィンテージ・ポート、レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート、エイジド・トゥニー、コルヘイタと分類されます。
マデイラワイン ポルトガル
マデイラワインは、ポルトガルの首都リスボンから南西に1,000?の大西洋の楽園、マデイラ島で生産される酒精強化ワイン。
切り立った断崖の急峻な畑で栽培されるブドウは、品種によって栽培地域が異なり、酒精強化のタイミングも異なるため、味わいはバラエティに富んでいる。
さらに、酒精強化後に加熱・酸化熟成するという独特な製法により、酸化と凝縮が生み出す香り豊かで魅力的な風味を特徴とします。
白ブドウのマルヴァジア、ブアル、ヴェルデーリョ、セルシアルの4品種から単一品種で造られる高級マデイラと、黒ブドウのティンタ・ネグラから造られる一般的なマデイラがあります。
切り立った断崖の急峻な畑で栽培されるブドウは、品種によって栽培地域が異なり、酒精強化のタイミングも異なるため、味わいはバラエティに富んでいる。
さらに、酒精強化後に加熱・酸化熟成するという独特な製法により、酸化と凝縮が生み出す香り豊かで魅力的な風味を特徴とします。
白ブドウのマルヴァジア、ブアル、ヴェルデーリョ、セルシアルの4品種から単一品種で造られる高級マデイラと、黒ブドウのティンタ・ネグラから造られる一般的なマデイラがあります。
ラタフィア・ド・シャンパーニュ フランス
ラタフィア・ド・シャンパーニュとは、発酵していないブドウ果汁にマール(ぶどうの絞りかすから造られた蒸留酒)を添加して造られる、非発泡性の甘口ワイン。
発酵を途中で止めることで糖分が残り、ブドウ本来の甘みや香りを楽しむシャンパーニュ地方の酒精強化ワインです。
ラタフィアはシャンパーニュの造り手の自家用ワインとして造られ飲まれることが多く、その一部が市場にでてもほとんどが地元シャンパーニュ地方で消費されます。
デザートワインはもちろん、シャンパーニュ地方では特にアペリティフとして広く楽しまれています。
日本に入って来るとしても極わずかなのであまり知られていませんが、知る人ぞ知るシャンパーニュ地方の甘口ワインです。
発酵を途中で止めることで糖分が残り、ブドウ本来の甘みや香りを楽しむシャンパーニュ地方の酒精強化ワインです。
ラタフィアはシャンパーニュの造り手の自家用ワインとして造られ飲まれることが多く、その一部が市場にでてもほとんどが地元シャンパーニュ地方で消費されます。
デザートワインはもちろん、シャンパーニュ地方では特にアペリティフとして広く楽しまれています。
日本に入って来るとしても極わずかなのであまり知られていませんが、知る人ぞ知るシャンパーニュ地方の甘口ワインです。
シェリー スペイン
シェリー酒は、スペイン・アンダルシア地方で特別な自然条件のもと、独特の製法によって造られる酒精強化ワインです。
使用されるブドウ品種、醸造方法、熟成方法によって、異なったタイプのワインになります。 ブドウ品種は白ブドウのパロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルの3種類のみ、これらの品種はブレンドせずに単一品種でワインが造られます。
辛口のフィノから極甘口のペドロ・ヒメネスまで、シェリーには色、香り、味わいに多様なタイプがあり、どんな料理とも相性が良いです。
使用されるブドウ品種、醸造方法、熟成方法によって、異なったタイプのワインになります。 ブドウ品種は白ブドウのパロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルの3種類のみ、これらの品種はブレンドせずに単一品種でワインが造られます。
辛口のフィノから極甘口のペドロ・ヒメネスまで、シェリーには色、香り、味わいに多様なタイプがあり、どんな料理とも相性が良いです。
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