ポルトガル、ドウロ (Douro, Portugal) のワイン
長いワイン造りの歴史を持つポルトガル屈指の銘醸地!!
ドウロは、ポートワインのみならず、良質なスティル・ワインの産地としても有名!!
ドウロは、ポートワインのみならず、良質なスティル・ワインの産地としても有名!!
ポルトガル北部の港町であり、ポルトガル第二の都市でもあるポート市からドウロ川を遡ると「ドウロ渓谷」(Douro Valley) に到達します。
ドウロは、ポルトガルを代表するワインの銘醸地、高品質なワインを生産する地域です。
ポートワインの産地として有名であるのみならず、高品質なスティル・ワインの産地としても有名です。
ドウロは、ポルトガルを代表するワインの銘醸地、高品質なワインを生産する地域です。
ポートワインの産地として有名であるのみならず、高品質なスティル・ワインの産地としても有名です。
ドウロ渓谷は段々畑の美しい景観が広がり、ユネスコの世界遺産に登録されている!!
ゆるやかに蛇行するドウロ川と渓谷に広がるぶどうの段々畑はとても美しい景観を構成しています。
ドウロ地方は、「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」として2000年にユネスコの世界遺産として登録されました。
段々畑を支える石壁の総延長は、数万kmに及び、人間と自然の営みが融合した素晴らしい文化遺産です。
ドウロ地方は、「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」として2000年にユネスコの世界遺産として登録されました。
段々畑を支える石壁の総延長は、数万kmに及び、人間と自然の営みが融合した素晴らしい文化遺産です。
ワイン造りは3〜4世紀のローマ時代に遡る歴史ある銘醸地!!
中世〜イスラム統治下で廃れるも、12世紀にシトー派修道士などがワイン造りを再興、以降、ポルトガル屈指の銘醸地に発展!!
中世〜イスラム統治下で廃れるも、12世紀にシトー派修道士などがワイン造りを再興、以降、ポルトガル屈指の銘醸地に発展!!
ドウロでワイン造りが本格的になったのは、3世紀から4世紀のローマ帝国統治時代に遡ります。
ローマ帝国が衰退し、中世からイスラム統治下になるとワイン造りは廃れ、ドウロ地方は次第に原始的な農業に戻ります。
しかし、12世紀半ばにキリスト教勢力がイスラム勢力からドウロ地方を奪還すると、再びワイン造りが盛んになります。
シトー派修道士たちが中心となり、土地が痩せ、急峻なドウロ渓谷に、次々と段々畑と石壁を築き上げ、ワイン造りを再興、ポルトガル屈指の銘醸地に発展します。
ローマ帝国が衰退し、中世からイスラム統治下になるとワイン造りは廃れ、ドウロ地方は次第に原始的な農業に戻ります。
しかし、12世紀半ばにキリスト教勢力がイスラム勢力からドウロ地方を奪還すると、再びワイン造りが盛んになります。
シトー派修道士たちが中心となり、土地が痩せ、急峻なドウロ渓谷に、次々と段々畑と石壁を築き上げ、ワイン造りを再興、ポルトガル屈指の銘醸地に発展します。
イギリスやスペインの無敵艦隊にワインを供給、やがてドウロのワインは、欧州全域で評判に!!
1386年に、イギリスとポルトガルの間で、現存する最古の二国間同盟「ウィンザー条約 」(Treaty of Windsor) が締結されると、ドウロ渓谷のワインは、ドウロ川河口のポートに運ばれ、イギリスに輸出されるようになります。
また、1580年にポルトガルがスペインに併合されると、スペインの無敵艦隊に多くのワインを供給、とても高い評価を得るに至ります。
また、1580年にポルトガルがスペインに併合されると、スペインの無敵艦隊に多くのワインを供給、とても高い評価を得るに至ります。
1640年、ポルトガルは独立を回復、再びイギリスとの関係を強化していきます。
そして、1660年にフランスがボルドー・ワインに高い税金をかけると、英国王チャールズ2世はフランスワインの輸入を禁止、代わりにドウロ産ワインのイギリスへの輸出が増加、品質の高さからイギリスで評判となり、やがて、ヨーロッパ全域で評判になっていきます。
そして、1660年にフランスがボルドー・ワインに高い税金をかけると、英国王チャールズ2世はフランスワインの輸入を禁止、代わりにドウロ産ワインのイギリスへの輸出が増加、品質の高さからイギリスで評判となり、やがて、ヨーロッパ全域で評判になっていきます。
ドウロは、酒精強化ワインのみならず、スティル・ワインでもポルトガルを牽引するトップランナー!!
ドウロ川上流域にて秀逸年のみ生産される「バルカ・ヴェーリャ」は、「伝説のワイン」として、「ポルトガルのペトリュス」と言われる!!
ドウロ川上流域にて秀逸年のみ生産される「バルカ・ヴェーリャ」は、「伝説のワイン」として、「ポルトガルのペトリュス」と言われる!!
ドウロ産ワインの輸出が盛んになると、ドウロ渓谷は、ぶどう畑の拡張やワインの品質向上が進んでいきます。
そして、17世紀になると、濃密で糖度の高いドウロのワインは、イギリスへの船旅に耐えうるよう、酒精強化ワインであるポートワインとしての輸出が増加、甘美な味わいが評判になり、輸出の主力になります。
そして、17世紀になると、濃密で糖度の高いドウロのワインは、イギリスへの船旅に耐えうるよう、酒精強化ワインであるポートワインとしての輸出が増加、甘美な味わいが評判になり、輸出の主力になります。
一方、酒精強化ワインが輸出の主力になったとはいえ、ドウロ地方では、日照に恵まれ寒暖差の大きい大地から、沢山の土着品種から良質なスティル・ワインが造られ続けました。
近年は、国際コンクールで高得点を獲得する洗練されたスタイルの赤・白ワインが多く見られ、スティル・ワインにおいても、ポルトガルワインを牽引するトップランナーであり続けています。
なかでも、ドウロ川上流域にて秀逸な年のみにしか生産されない「バルカ・ヴェーリャ」(Barca Velha) というワインは、極めて稀少価値の高い「伝説のワイン」として珍重され、「ポルトガルのペトリュス」との異名を持ちます。
近年は、国際コンクールで高得点を獲得する洗練されたスタイルの赤・白ワインが多く見られ、スティル・ワインにおいても、ポルトガルワインを牽引するトップランナーであり続けています。
なかでも、ドウロ川上流域にて秀逸な年のみにしか生産されない「バルカ・ヴェーリャ」(Barca Velha) というワインは、極めて稀少価値の高い「伝説のワイン」として珍重され、「ポルトガルのペトリュス」との異名を持ちます。
DOURO (ドウロ)
ドウロは、ポルトガル北部を東西に流れるドウロ川とその支流の渓谷に広がるワイン生産地域(DOP)です。
ドウロと大西洋の間には、1,000mを超える山々が連なり、大西洋からの湿った風を遮断するため、夏冬・昼夜の気温差が大きく乾燥しています。
ポートワインの生産地であるDOPポルトと同地域を指し、この地域で生産される赤・白ワインを対象とするDOPです。
ドウロ川に連なるブドウ畑の景観は素晴らしく、世界遺産に登録されています。
ドウロと大西洋の間には、1,000mを超える山々が連なり、大西洋からの湿った風を遮断するため、夏冬・昼夜の気温差が大きく乾燥しています。
ポートワインの生産地であるDOPポルトと同地域を指し、この地域で生産される赤・白ワインを対象とするDOPです。
ドウロ川に連なるブドウ畑の景観は素晴らしく、世界遺産に登録されています。
赤ワインは乾いた土地の中で果実が凝縮するイメージを連想する力強い熟成感と深い果実味があり、後味もしっかりした骨太なワインです。
国内外から多くのファンを獲得しており、なかでも、ドウロ川上流域にてブドウ生育の秀逸な年にしか生産されない「バルカ・ヴェーリャ」と呼ばれる銘柄は、「伝説のワイン」として珍重され、「ポルトガルのペトリュス」との異名を持ちます。
国内外から多くのファンを獲得しており、なかでも、ドウロ川上流域にてブドウ生育の秀逸な年にしか生産されない「バルカ・ヴェーリャ」と呼ばれる銘柄は、「伝説のワイン」として珍重され、「ポルトガルのペトリュス」との異名を持ちます。
白ワインは辛口ながらしっかりとした果実味のあるワインが造られます。
香りは繊細でややハーブのニュアンスがあり、カラカラに乾いた南風が吹く大地を想起させるドライな白ワイン、多くの支持を受けています。
香りは繊細でややハーブのニュアンスがあり、カラカラに乾いた南風が吹く大地を想起させるドライな白ワイン、多くの支持を受けています。
ポルトガルのワイン産地・生産者
5件中1件〜5件を表示