店長よしなしごと
ドック・ポイント・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2009年 (ニュージーランド)
ドック・ポイント・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2009年 香り、コクのある果実味と切れ味のある余韻、想像以上に秀逸なソーヴィニヨン・ブラン!! こんなに美味しいニュージーランド・ワインがあるのかと感服しました!
今回のドック・ポイント・ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブラン ’09 は、とっても評価の高いワインです。 なんでも、最近ニューヨークで最も牡蠣にあうワインというコンクールでトップだったそうです。
期待感で開ける前からうずうずします。
このワインは、ソーヴィニヨン・ブランで名高いニュージーランドのクラウディ・ベイにて、長年ぶどう栽培に携わっていたイヴァン・サザーランドと醸造家がジェームス・ハーリーが、ワイナリーが買収されたことをきっかけに独立、世に送り出したワインということです。 (残念ながら当店では扱っておりません。)
今日の夕食は豪勢です!
義理の両親宅にてにぎりに合わせています。 マグロ、カツオ、赤貝などの貝類、エビ、イカ、サバなどなど、とっても賑やかな食事となりました。 当然、このお食事なら白ワイン。 今回は前評判の高い「ドック・ポイントにしよう」ということで、楽しみです。 エチケットも白を基調にしたシンプルで洗練されたもの。 見るからに期待できそうです。
色は、薄い黄金色。 やや緑色のニュアンスがある。
マスカット、ライチ、グレープフルーツのような香りにハーブのような爽やかな芳香が加わり、とても心地よい香りが立ち込める。
味わいはギュッと引き締まった果実味が凝縮感に溢れ、ただフルーティなだけでなくコクがしっかりと伝わってくる。
酸がしっかりしていて、余韻もしっかりしている。
コクと切れ味の同居する素晴らしい味わい。
正直なところ、このパフォーマンスは驚きです。 ソーヴィニヨン・ブランの特徴であるフルーティな果実の魅力はもちろん、コク、切れ味ともに素晴らしい秀逸なワインです。
料理との相性は、うまくいきました。 しっかりしたコクがあるので白ワインでも、カツオ・サバといった脂の乗った素材にも綺麗に合います。 また、貝類・エビ・イカ、そして当然マグロなどにも抜群に合います。
おそらく、日本食とはとっても相性が良いのではないでしょうか。
また、生の食材ゆえの生臭さをソーヴィニヨン・ブランが打ち消し、生の食材がフレンチのような味わいへと変化するのも楽しめました。
ニュージーランドのワインがこんなに美味しいものかと改めて認識することができました。
2010年6月13日
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