バルベラ・ダスティ (Barbera d'Asti)　ワイン通販　レ・ブルジョン

バルベラ・ダスティ (Barbera d’Asti)

バルベラ・ダスティは、しっかりした美しい酸と渋味が控えめな様々な料理に合う優れたワイン。

バルベラ・ダスティ (Barbera d’Asti) は、イタリアのピエモンテ (Piemonte) 州中東部のアスティ (Asti) 市の周辺にて、主にバルベラ (Barbera) 種のぶどうを用いて造られ、イタリア最高格付けの DOCG (Denominazione di Origine Controllata e Garantita, 統制保証原産地呼称) に指定されているワインです。
DOCG バルベラ・ダスティのぶどう畑は、冷涼なピエモンテ州の中では、温暖な地域であるアスティ (Asti) 県とアレッサンドリア (Alessandria) 県にある 167 の自治体を対象としています。

バルベラ・ダスティのぶどう畑は、標高 150 〜 400 m の日当たり良い斜面に広がっており、土壌は、ぶどう栽培に最適な粘土質と石灰質の砂岩で構成されています。
バルベラ・ダスティに用いられるワインは、ピエモンテ州の伝統品種であるバルベラを 90 % 以上使用して造られます。
バルベラの特徴は、しっかりした美しい酸と控えめなタンニンであり、色は紫がかったルビー色で、香りも味わいも華やかなワインです。
バルベラ・ダスティでは、早いうちから気軽に飲めるタイプから、木樽熟成をして長期熟成に向くようなフルボディタイプまで幅広いスタイルのワインが造られています。

バルベラ・ダスティの産地の中で、優れたワインを生み出す特定の地域で生産されるワインには、24 ヶ月以上の熟成を行うなどの一定条件を満たすと、地域名を表示することができます。
地域名の表示が許されるのは、ニッツァ (Nizza)、ティネッラ (Tinella)、コッリ・アスティアーニ (Colli Astiani)、アスティアーノ (Astiano) であり、2016 年には、ニッツァが単独で DOCG に認められ、バルベラ・ダスティから独立しました。

バルベラ・ダスティの製法は、生産者によって、新小樽を用いて熟成した力強い現代的なスタイルと大樽熟成の伝統的なスタイルが混在し、ワインは、酸のしっかりした美しいテクスチャーを持ち、長期熟成に耐え得るワインでもあります。

バルベラ・ダスティは、親しみやすく、どんな料理にも合わせやすい特徴があり、抜群の相性を示すイタリア料理として、トマトソースのパスタやピッツァ、生ハム、サラミ、ソーセージなどが挙げられます。
バルベラ・ダスティは、同じピエモンテ州のバルベラ・ダルバ (Barbera d’Alba) と比べると、色合いが薄く、果実味は控えめで、より長期の熟成に耐えうるワインと言われています。